倫理規程(行動規範)
一般社団法人日本プロキャディー協会会員「(以下、会員)は、未来を担うプロキャディーとゴルフ界の発展に貢献するため、時代の変化を敏感にとらえ、日本プロキャディー協会ならではの価値創造と課題解決で、上昇スパイラルの原動力になることを目指している。このような認識のもと、会員は、厳正な倫理に則り、公正かつ適正なキャディー活動を行うための自主的な行動基準として、以下の倫理規程(行動規範)を制定し、その遵守と実践を行うものである。会員は、その社会的使命と役割を自覚し、この規程の理念が具体的行動と意思決定に活かされるよう不断の努力と自己規律に努めなければならない。
第 1 条
会員は、その設立目的に従いゴルフ界の発展を通じて、広く社会に貢献すべき重大な責務を負っていることを認識し、常に誠実にキャディー業務に当たり、未来を担うプロキャディーの手本になるべく、社会的信用の維持・向上に努めなければならない。
第 2 条
会員は、関連法令及びこの倫理規程(行動規範)、その他の規程を遵守し、公正で健全な行動をしなければならない。
第3条
会員は、競技方法やルールについて常に最新の専門知識を有し、コースマネージメント技術の向上に努めなければならない。
第4条
会員は、自己の業務について協会が責任をもつような印象を選手および関係者に与えてはならず、自己の業務は自己の責任において実行していることを自覚し、選手および関係者に対してもその旨を伝えなければならない。
第5条
会員は、協会若しくは他の会員の信用を傷つけ、又は協会若しくは他の会員の不名誉となるような行為をしてはならない。
第6条
会員は、資格・認可が必要とされる業務については、法の定める資格・認可を得ることなく業務を行ってはならない。
第7条
会員は、その職務や地位を私的な利益の追求に利用することがあってはならない。
第8条
会員は、業務上知り得た個人的な情報の保護に万全を期すとともに、個人の権利の尊重に十分配慮しなければならない。
第9条
会員は、本規程その他の協会の規程・細則等を誠実に順守し、協会の発展及び他の会員との協調に努めなければならない。
第10条
この規程の改廃は、理事会の決議を経て行う。
付 則
この規定は、2025 年 3 月 1 日から施行する